ランニングシューズの正しい選び方

ランニングシューズの正しい選び方のポイントは、まず衝撃吸収性、柔軟性、足の動きのコントロール性、靴底の耐磨耗性に注意してください。
まず、ランニングシューズの衝撃吸収性は、必ずしも厚さだけでは決まりません。αゲル、ソルボセインなどの高衝撃吸収材を使ったランニングシューズが最近では出現しているため、一概に言えないためです。
また、足のケリをスムーズに行うためにランニングシューズの柔軟性は重要です。
ランニングシューズ選びのポイントとして、指のつけ根の部分がヘルスメーターに押し付けて4.5kg以内で曲がるランニングシューズがお勧めです。このランニングシューズの曲がりが少ないとアキレス腱や土踏まずを痛める原因となります。
ランニングシューズの足の動きのコントロールは、ヒールカウンターと呼ばれる部分によって決まります。ランニングシューズのこの部分がしっかりした作りであることが重要です。
ランニングシューズの靴底の耐磨耗性は、あまり磨耗の早いものは避けましょう。
こればかりは、靴底の磨耗の度合いで判断するしかありません。

ランニングシューズ購入のポイント

ランニングシューズ購入のポイントとしては、人間の足は午前中は午後に比べ、少し小さいので足が大きくなる午後や夕方にランニングシューズを選ぶことが重要です。
また、ランニングシューズ購入のポイントとしては足の長さのみではなく、足囲と呼ばれる足の指のつけ根の周囲の長さも考慮して選ぶようにします。
ランニングシューズにはジョギング用とレース用があります。
上級者ではレースと練習とで使い分けますが、初心者ランナーの場合はレースでもランニングシューズはジョギング用を選ぶ方が故障が少ないので良いでしょう。
また、実際に自分で手に取って見て、履き心地を確認しながらランニングシューズを選ぶようにしましょう。なんと言ってもランニングシューズは見た目ではなく、機能性を重視して選ぶべきでしょう。

ランニングシューズの手入れ

ランニングシューズは、ランニングにおいて着地の際に足に加わる衝撃を吸収する働きがあります。
またランニングシューズは足の動きをコントロールする働きもしています。
このためランニングシューズは痛みが激しく、消耗品です。
しかしランニングシューズを少しでもを長持ちさせるよう、以下のポイントに注意して保管しましょう。まず、ランニングシューズの手入れのポイントとしては、着脱時に靴ひもをほどいて行うことです。これは面倒ですが、ランニングシューズの靴ひもをしめたままで着脱すると、ランニングシューズの靴型が変形し、足のコントロールが十分行われなくなります。
またランニングシューズの靴底の磨耗には特に注意しましょう。ランニングシューズの靴底の磨耗が次の層におよぶほどになれば着地の衝撃が強くなり、ジャンパー膝の原因にもなります。これは、ランナーの代表的な障害です。ランニングシューズは早めに補修するか、多少お金がかかっても新しい靴を用意することが望ましいでしょう。

Copyright © 2007 ランニングシューズの選び方マニュアル